2025年7月31日(木)~8月2日(土)
宇佐神宮(宇佐市南宇佐2859)
宇佐神宮の恒例祭典で最も壮麗である御神幸祭(夏越祭り)は、古くは「御祓会(おはらいえ)」と称し、夏越神事として平安時代には既に斎行の記録が見られます。三柱の御祭神(八幡大神・比売大神・神功皇后)がそれぞれの神輿にて、上宮本殿から境内の頓宮に渡御されます。頓宮で三日二夜を過ごされた後、再び上宮御本殿へと御還幸されます。神幸行列は、猿田彦神が道案内として先頭に立ち、鮮やかな色彩の装束をまとった「蝶」「鳥」「駒(馬)」の稚児が列を成します。続いて裃(かみしも)や直垂(ひたたれ)を着けた列奉行、太鼓・横笛・鉦を賑やかに奏でる道行囃子、三基の神輿、輿に乗った宮司と神職が従います。中日となる8月1日は、境内の大尾山参道にて小笠原流弓馬術礼法による「流鏑馬神事」が執り行われ、2日の夜には厄除花火大会が催されるなど、境域は終日近郷遠来の参拝者で賑わいます。壮麗な神幸行列と流鏑馬神事を、ぜひ現地でご体感ください。
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