【初開催!】宇佐神宮 巫女体験に参加してきました!
2025年は、宇佐神宮御鎮座1300年の節目の年。その記念行事のひとつとして開催された「宇佐神宮 巫女体験」に参加してきました。
神職の方に導かれながら、憧れの巫女装束に身を包み、神楽舞や正式参拝までできる貴重な体験をご紹介します。
神職の方に導かれながら、憧れの巫女装束に身を包み、神楽舞や正式参拝までできる貴重な体験をご紹介します。
宇佐神宮とは
「宇佐神宮」は、全国に4万社ある八幡さまの総本宮。御祭神である八幡大神は、第15代応神天皇の御神霊とされています。応神天皇が弓の達人だったこと、また源氏の氏神として崇敬されてきたことから武勇の神様として信仰を集め、鎌倉時代頃に日本中に八幡社が広がったとされています。
また、日本独特の宗教観に影響を与えた「神仏習合」発祥の地としても知られています。
また、日本独特の宗教観に影響を与えた「神仏習合」発祥の地としても知られています。
さっそく、巫女体験へ!
受付を済ませるとまずは、境内にある儀式殿にて、神職さんから宇佐神宮の話や巫女の役割などの説明を聞きます。
慣れない雰囲気に少し緊張しますが、巫女になるための、心を作っていきます。
慣れない雰囲気に少し緊張しますが、巫女になるための、心を作っていきます。
巫女装束への着替え
白衣に緋袴という伝統的な巫女装束にさっそく着替えていきます。
着物ほど複雑な着付けではないため、和装初心者でも安心です。帯などの難しい部分は、本職の方が手伝ってくれますよ!
着物ほど複雑な着付けではないため、和装初心者でも安心です。帯などの難しい部分は、本職の方が手伝ってくれますよ!
着替えが完了しました!鮮やかな朱色の袴を着ると気持ちも自然と引き締まりました。
参拝作法を学ぶ
通常、神社での参拝方法は、「二礼・二拍手・一礼」ですが、宇佐神宮では、「二礼・四拍手・一礼」の作法が用いられています。その由来は、特に文献等には記載はないものの、古儀により現在に至るまで行われてきました。宇佐神宮のほかにも、出雲大社なども「二礼・四拍手・一礼」にてお参りをしています。
ここでは、礼拝の角度や拍手の作法を学びます。最後に本殿で正式参拝を行うための大切な準備です。
ここでは、礼拝の角度や拍手の作法を学びます。最後に本殿で正式参拝を行うための大切な準備です。
また、儀式殿には、実際に神楽舞を舞うときに羽織る千早(ちはや)や髪飾りの水引などが置いてあり、間近で見ることができます。
神楽舞の体験
次は、巫女の大切な仕事のひとつである「神楽舞」に挑戦。
今回舞ったのは、「浦安の舞」。「浦安の舞」は、結婚式やお祭りなどで舞うもので、自然界にあるすべてのものに祈るという思いが込められています。1番では「檜扇」、2番では「神楽鈴」を使って舞います。
今回舞ったのは、「浦安の舞」。「浦安の舞」は、結婚式やお祭りなどで舞うもので、自然界にあるすべてのものに祈るという思いが込められています。1番では「檜扇」、2番では「神楽鈴」を使って舞います。
舞を見よう見まねで舞ってみます。
すり足でゆっくりとした動きで舞うので、体幹が重要です。普段しない動きで、慣れない巫女装束での舞に少し戸惑いますが、徐々に慣れてきます。
「神楽鈴」には、下から7個、5個、3個の合計15個の鈴がついています。すべて奇数であるのは、「2つに割り切れない=切れない」ため縁起がよいと言われています。
すり足でゆっくりとした動きで舞うので、体幹が重要です。普段しない動きで、慣れない巫女装束での舞に少し戸惑いますが、徐々に慣れてきます。
「神楽鈴」には、下から7個、5個、3個の合計15個の鈴がついています。すべて奇数であるのは、「2つに割り切れない=切れない」ため縁起がよいと言われています。
「檜扇」を使った所作の練習をします。歩き方から座り方まで作法を学びます。少しずつですが、巫女装束も馴染んで、動き方も分かってきました。
手水作法
儀式殿での神楽舞体験のあとは、神職さんによる境内の案内があります。まずは、「手水舎」で手と口をすすぎ、身を清めます。
宇佐神宮由緒及び境内案内
境内を散策しながら、宇佐神宮の歴史を学びます。他にも撮影スポットやパワースポットなども教えていただけます。
宇佐神宮境内の広さは、約15万坪で、そのほとんどが「史跡」として、国より指定されています。また参道から上宮へ向かう階段付近に群生するイチイガシと楠を主体とした自然のままの常緑広葉樹林で、国の「天然記念物」に指定されています。
この日は、とても暑く、美しい新緑とセミの鳴き声が聞こえてきました。
この日は、とても暑く、美しい新緑とセミの鳴き声が聞こえてきました。
こちらは参道にある「夫婦石」。良縁成就の御利益があるといわれているパワースポットです。1人の方は、両足で踏めば良縁が訪れ、夫婦やカップルの方は左右それぞれの石を踏むと仲睦まじくなると伝えられています。
巫女体験に参加した方々もこの石を踏んで参道を歩きました。
巫女体験に参加した方々もこの石を踏んで参道を歩きました。
本殿の前には、御神木である「大楠」がそびえます。樹齢約800年といわれており、宇佐神宮のパワースポットにもなっています。
しっかりとパワーをもらっていきます!
しっかりとパワーをもらっていきます!
本殿横の祈祷殿では、本職の巫女さんによる「浦安の舞」を見学します。一度学んだ舞を改めて本職の巫女さんが舞っている姿を見ると、一つ一つの動きの丁寧さやぶれない動きにとにかく見入ってしまいました。
祈祷殿での神楽舞の見学後は、そのまま本殿に移動し、1日かけて身を清めた体験の仕上げに、正式な参拝方法で神様に参拝します。宇佐神宮独自の「二礼・四拍手・一礼」の参拝方法で、玉串奉奠を行います。
本殿は、通常の参拝者では入ることも許されませんが、今回は神に仕える巫女となることで、特別に本殿での参拝ができる貴重な体験でした。
※本殿および祈祷殿は撮影禁止エリアです。
本殿は、通常の参拝者では入ることも許されませんが、今回は神に仕える巫女となることで、特別に本殿での参拝ができる貴重な体験でした。
※本殿および祈祷殿は撮影禁止エリアです。
体験後の写真撮影
参拝後は、本殿前や境内で自由撮影の時間がありました。神楽鈴と檜扇を持っての撮影も可能ですので、貴重な巫女装束姿をしっかりカメラに収めてくださいね。
さいごに
初めての巫女体験は、緊張と感動の連続でした。伝統文化に触れるだけでなく、礼儀や所作を通じて自分自身と向き合う貴重な時間になりました。
神社や神道ぜひ興味を持っていただけると嬉しいです。
今後の開催については、現在のところ未定ですが、参加については、HPでご確認ください。
※注意事項
・未婚の女性限定のコンテンツです。
・「足袋(白)」は各自ご持参ください。
・衣装の都合上、身長150㎝未満の方はご参加出来ません。
・華美な化粧や極端な染髪でのご参加はお控えください。
・装飾類(アクセサリー等)は身に付けないでください。
・ご参加される方の宗教・宗派による参加制限はございませんが、本体験では宇佐神宮で祭祀する神様への参拝等が含まれますので、予めご了承ください。
・宗教上の理由(不幸時等)で、ご参加いただけない場合がございます。詳しくはお問合せください。
神社や神道ぜひ興味を持っていただけると嬉しいです。
今後の開催については、現在のところ未定ですが、参加については、HPでご確認ください。
※注意事項
・未婚の女性限定のコンテンツです。
・「足袋(白)」は各自ご持参ください。
・衣装の都合上、身長150㎝未満の方はご参加出来ません。
・華美な化粧や極端な染髪でのご参加はお控えください。
・装飾類(アクセサリー等)は身に付けないでください。
・ご参加される方の宗教・宗派による参加制限はございませんが、本体験では宇佐神宮で祭祀する神様への参拝等が含まれますので、予めご了承ください。
・宗教上の理由(不幸時等)で、ご参加いただけない場合がございます。詳しくはお問合せください。