昭和レトロな別府交通センターでグルメ・お土産・竹細工を満喫

■この記事は2025年12月の情報です。

別府市の国際観光港にある「別府交通センター」は、港から市街地を結ぶ交通ターミナルとしてだけでなく、レトロな建物・食事・お土産・竹工芸展示を楽しめる観光スポットです。
1970年に建てられた建物は、昭和のノスタルジックな雰囲気がそのまま残されており、どこか懐かしさを感じさせてくれます…♪
レトロかわいい別府交通センターの魅力をたっぷりご紹介します。

竹に囲まれた「竹のレストラン ちくし」で味わう大分の郷土料理

1階にある「竹のレストラン ちくし」では、平日と土曜日にランチ営業を行っています。日替わりランチは、大分の郷土料理が中心で、今回は「とり天ランチ」と、「真サバ開きランチ」をいただきました。日替わりランチは、コーヒー付きで1000円(税込)で、20食限定です。
とり天はサクサクで、真サバの開きは身がふっくらしていて、とっても香ばしく絶品です。
使用している食材の多くは大分県産で、地元のおいしさをしっかり感じられます。
ランチ営業時間:11:30~13:30
■とり天ランチ
■とり天ランチ
■真サバ開きランチ
■真サバ開きランチ
■日替わりランチメニュー
■日替わりランチメニュー
店内は、竹をふんだんに使った空間で、椅子やテーブルはもちろん床、天井、店内にある照明などの小物もすべて竹素材です。昭和の喫茶店のような落ち着いた雰囲気が魅力です。
■竹製のランプシェード
■竹製のランプシェード
■店内(奥) 
■店内(奥) 
■竹製の予約席看板
■竹製の予約席看板

ちくし限定・オリジナルブレンドコーヒー

ランチについているコーヒーは、ブラジルとパプアニューギニアのスペシャルティコーヒーを使用したブレンド。Create Coffee Labとコラボして作られたオリジナルブレンドで、1階のお土産処で購入可能です。

団体利用も可能な「海辺のレストランしおさい」

別府交通センターには、もうひとつレストランが併設されています。2階の「海辺のレストラン しおさい」は、約300名が利用できる広々としたレストランです。
大きな窓からは、別府湾を一望でき、晴れた日は四国まで見渡せることができます。
店内入口では、レトロな彼がみなさまをご案内します。
「海辺のレストラン しおさい」にお越しの際は、ぜひ彼にご挨拶を♪
※期間限定でクリスマス仕様になっています。

伝統的工芸品・別府竹細工を鑑賞「竹未来館」

別府といえば「温泉」を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、実は真竹の生産量日本一を誇る地域でもあり、その良質な竹を使った別府竹細工は大分県で唯一、国の伝統的工芸品に指定されています。
2階にある「竹未来館」では、別府竹細工の展示を行っています。入場は無料でどなたでもご覧いただけます。
入口の竹林を抜けると、100年前の古民家を再現した展示が目の前に広がります。ぜひ靴を脱いで囲炉裏を囲ってみてください。
展示には、昔から生活用具として使われてきた実用的な竹細工から、現代の職人が手がけた芸術作品まで多彩な竹工芸が並んでいます。別府出身で竹芸分野では初めて人間国宝に認定されて生野祥雲斎の作品を鑑賞できるのも見どころです。

つい食べたくなる「かぼすソフトクリーム」

立ち寄りの際には、つい食べたくなっちゃうソフトクリーム。
ここでは、かぼすソフトクリームが味わえます。今回はかぼすと濃厚ミルクのミックスをいただきました。かぼすのさっぱり感とミルクの濃厚さが絶妙です。なんといってもコーンの中までしっかり詰まっていて、食べ応え抜群です!

県内最大級のお土産処

1階のお土産処は、大分県内最大級の品揃えで、数千点以上の商品が並びます。大分の地酒・焼酎や入浴剤、大分銘菓、味噌や醤油といった地元調味料、さらにはレトロ感溢れる玩具や雑貨まで幅広く揃っており、旅の思い出を彩る買い物にぴったりです。

昭和レトロを感じる館内散策も魅力

館内は、昭和のレトロな雰囲気がそのまま残されています。階段や廊下の細部にまで懐かしさが漂います。「初めて訪れたのに、懐かしい」そんな不思議な気持ちにさせてくれます。
フェリーをご利用でない方でも楽しめるスポットです。写真を撮りたくなるような場所がたくさんありますので、ぜひ、ノスタルジックな雰囲気を味わいに訪れてみてください。

別府交通センター
住所:大分県別府市新港町6-46
電話:0977-24-1811
営業時間:お土産 8:30〜17:30/レストランしおさい 11:00〜15:00/レストランちくし 10:00〜17:30/竹未来館 8:30〜17:00
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