「別府 機能温泉浴2湯めぐり® FAMツアー」に参加してきました!  

12月9日、観光庁の補助金事業(地域観光魅力向上事業)計画に基づき、機能温泉浴2湯めぐり協議会(会長 飯倉里美)を申請主体として実施された「別府 機能温泉浴2湯めぐり® FAMツアー」に参加してきました。
今回のツアーには、旅行会社やマスコミ、観光関係者など14名の方たちが参加しました。
FAMツアーとは、旅行会社やメディア、インフルエンサーなどを招き、観光地を実際に体験してもらって商品開発や情報発信につなげる下見・招待型のモニターツアーです。

機能温泉浴とは・・・

機能温泉浴とは、異なる泉質の温泉を組み合わせて順番に入浴することで、その相乗効果を期待する入浴方法です。
10種類ある泉質のうち7種類の泉質が存在する別府だからこそ楽しめます。
今回のツアーでは、一湯目に酸性の硫黄泉に入浴してお肌を洗浄し、二湯目に弱酸性の塩化物泉に入浴してお肌を保湿する「機能温泉浴2湯めぐり®」を体験しました。

 
機能温泉浴とは? 2湯めぐりの詳細はこちらのサイトをご覧ください!

【今回、体験したコースは以下の通りです】
■みょうばん湯の里:湯の花小屋見学・一湯目の入浴体験・昼食

■天然坊主地獄:天然記念物に指定されている、観光文化施設の見学

■ひょうたん温泉:湯雨竹®(ゆめたけ)の見学・二湯目の入浴体験

創業300周年を迎える『みょうばん湯の里』

<span style="font-size:14px;">一湯目の入浴体験をする『みょうばん湯の里』に到着しました。<br>『みょうばん湯の里』は、天然の入浴剤「薬用 湯の花」の製造・直売所です。</span><br><br>
一湯目の入浴体験をする『みょうばん湯の里』に到着しました。
『みょうばん湯の里』は、天然の入浴剤「薬用 湯の花」の製造・直売所です。


<span style="font-size:14px;">まずは「薬用 湯の花」を製造する湯の花小屋を見学しました。<br>「薬用 湯の花」の製造技術は江戸時代から続いており、国の重要無形民俗文化財に指定されています。<br>その原点である「ミョウバン」の製造は享保10年(1725)に創業し、当時は染め物をする際に色をきれいに発色させるための媒染剤や、薬の原料、皮なめしなど幅広く利用され、その品質が江戸幕府のお墨付きをもらったことで幕府の専売品として扱われていたそうです。<br>その後、明治時代に入ると安い化学薬品が流通しはじめて手間やコストのかかる「ミョウバン」は次第に扱われなくなったことから、ミョウバン製造の過程でつくられていた「湯の花」を入浴剤として売り出し始めたそうです。<br>その歴史は、2025年で300年を迎えました。</span><br><br>
まずは「薬用 湯の花」を製造する湯の花小屋を見学しました。
「薬用 湯の花」の製造技術は江戸時代から続いており、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
その原点である「ミョウバン」の製造は享保10年(1725)に創業し、当時は染め物をする際に色をきれいに発色させるための媒染剤や、薬の原料、皮なめしなど幅広く利用され、その品質が江戸幕府のお墨付きをもらったことで幕府の専売品として扱われていたそうです。
その後、明治時代に入ると安い化学薬品が流通しはじめて手間やコストのかかる「ミョウバン」は次第に扱われなくなったことから、ミョウバン製造の過程でつくられていた「湯の花」を入浴剤として売り出し始めたそうです。
その歴史は、2025年で300年を迎えました。


<span style="font-size:14px;">昔は300棟ほどあった「湯の花小屋」も、現在は15棟に減っているそうです。<br>湯の花を採取する職人の高齢化や「湯の花小屋」を建てる際に必要な藁が不足するなど、伝統を継承するには色々と課題もあるということでした。<br>私たちが説明を受けた場所にも、もともとは「湯の花小屋」が建っていたそうです。<br>実際に地面を触ってみるととても温かくて、この場所でも「湯の花」が製造されていたという歴史を感じました。</span><br><br>
昔は300棟ほどあった「湯の花小屋」も、現在は15棟に減っているそうです。
湯の花を採取する職人の高齢化や「湯の花小屋」を建てる際に必要な藁が不足するなど、伝統を継承するには色々と課題もあるということでした。
私たちが説明を受けた場所にも、もともとは「湯の花小屋」が建っていたそうです。
実際に地面を触ってみるととても温かくて、この場所でも「湯の花」が製造されていたという歴史を感じました。


<span style="font-size:14px;">この日は特別に「湯の花小屋」の中を見せてもらえました。<br>覗いてみると中はとってもあたたかく、一面に「湯の花」が広がっていました。<br>「湯の花」は1日1mm程度成長するそうで、40~60日かけて職人が手作業で採取します。<br>丁寧に採取した「湯の花」は、まるで綿のようにふわふわしていました。<br>このふわふわの湯の花が、「薬用 湯の花」になります。<br>※通常は「湯の花小屋」の扉を開けることはできません。「薬用 湯の花」の製造工程は、見学用の「湯の花小屋」で見ることができます。</span><br><br>
この日は特別に「湯の花小屋」の中を見せてもらえました。
覗いてみると中はとってもあたたかく、一面に「湯の花」が広がっていました。
「湯の花」は1日1mm程度成長するそうで、40~60日かけて職人が手作業で採取します。
丁寧に採取した「湯の花」は、まるで綿のようにふわふわしていました。
このふわふわの湯の花が、「薬用 湯の花」になります。
※通常は「湯の花小屋」の扉を開けることはできません。「薬用 湯の花」の製造工程は、見学用の「湯の花小屋」で見ることができます。


<span style="font-size:14px;">「湯の花」の歴史をしっかりと学んでから、いよいよ一湯目の入浴体験です。<br>『みょうばん湯の里』の大露天風呂は、標高350mの高台にあります。<br>風情ある「湯の花小屋」と、鮮やかに色づいた紅葉を眺めながら、ゆっくりと坂道を登っていきます。</span><br><br>
「湯の花」の歴史をしっかりと学んでから、いよいよ一湯目の入浴体験です。
『みょうばん湯の里』の大露天風呂は、標高350mの高台にあります。
風情ある「湯の花小屋」と、鮮やかに色づいた紅葉を眺めながら、ゆっくりと坂道を登っていきます。


<span style="font-size:14px;">大露天風呂からは、明礬大橋や高崎山が一望できて気分爽快!<br>乳白色の湯は酸性の硫黄泉で、皮脂や汚れをスッキリと落としてくれる“シャンプー効果”があるそう。<br>洗浄・ピーリング効果が高いというだけあって、まさに“天然のエステ”といったカンジです。<br>お湯の温度もちょうど良くて、ゆっくりのんびり浸かりました。</span><br><br>
大露天風呂からは、明礬大橋や高崎山が一望できて気分爽快!
乳白色の湯は酸性の硫黄泉で、皮脂や汚れをスッキリと落としてくれる“シャンプー効果”があるそう。
洗浄・ピーリング効果が高いというだけあって、まさに“天然のエステ”といったカンジです。
お湯の温度もちょうど良くて、ゆっくりのんびり浸かりました。


<span style="font-size:14px;">大露天風呂前には、美しい景色を望む休憩スペースがあります。<br>入浴後、レトロなラベルが可愛い「湯けむりラムネ」と「湯けむりサイダー」を飲みながら、火照った身体をクールダウンしました!<br></span><br><br>
大露天風呂前には、美しい景色を望む休憩スペースがあります。
入浴後、レトロなラベルが可愛い「湯けむりラムネ」と「湯けむりサイダー」を飲みながら、火照った身体をクールダウンしました!


<span style="font-size:14px;">このツアーの楽しみの一つでもあった、昼食タイムです。<br>『みょうばん湯の里』には、雄大な扇山や風情ある湯の花小屋を眺めながら食事が楽しめる展望レストランがあります。<br>この日は、団体用のメニュー「だんご汁&とり天定食」をいただきました。<br>アツアツのだんご汁にとり天、酢の物、五目煮、小鉢、ご飯、漬物、やせうま、温泉蒸したまごが付いていて、大満足の内容でした。<br>一般の方も味わえるメニューは、だんご汁定食やとり天定食、とり天カレー、ぶっかけうどん定食などがあります。</span><br><br>
このツアーの楽しみの一つでもあった、昼食タイムです。
『みょうばん湯の里』には、雄大な扇山や風情ある湯の花小屋を眺めながら食事が楽しめる展望レストランがあります。
この日は、団体用のメニュー「だんご汁&とり天定食」をいただきました。
アツアツのだんご汁にとり天、酢の物、五目煮、小鉢、ご飯、漬物、やせうま、温泉蒸したまごが付いていて、大満足の内容でした。
一般の方も味わえるメニューは、だんご汁定食やとり天定食、とり天カレー、ぶっかけうどん定食などがあります。


天然記念物『天然坊主地獄』を見学 

<span style="font-size:14px;">お腹もいっぱいになったところで、二湯目を体験する前に、大分県の天然記念物に登録されている『天然坊主地獄』の見学に行きました。</span><br><br>
お腹もいっぱいになったところで、二湯目を体験する前に、大分県の天然記念物に登録されている『天然坊主地獄』の見学に行きました。

<span style="font-size:14px;">ここは、1498年に発生した日向灘地震の際に起きた爆発の影響で生まれた地獄だそうです。<br>地震はマグニチュード7.0~7.5規模もあり、この影響で地面が裂け熱泥が噴出。<br>この場所にあった延内寺という大きなお寺の境内は爆発し、住職もろとも吹き飛ばされてしまい、共に沈んでいったそうです。<br>現在もその爆発跡を見ることができます。</span><br><br>
ここは、1498年に発生した日向灘地震の際に起きた爆発の影響で生まれた地獄だそうです。
地震はマグニチュード7.0~7.5規模もあり、この影響で地面が裂け熱泥が噴出。
この場所にあった延内寺という大きなお寺の境内は爆発し、住職もろとも吹き飛ばされてしまい、共に沈んでいったそうです。
現在もその爆発跡を見ることができます。


<span style="font-size:14px;">園内のあちこちでは、「ポコッポコッ」と音を立てながら熱泥がポコリと湧き上がる様子を見ることができます。<br>その姿は、まるで坊主頭のよう!<br>「坊主地獄」の名前の由来は、ここから来ていたんですね!<br>自然の力強さを感じつつ、とても可愛いその姿に、耳を澄ませながらず~っと見入ってしまいました。</span><br><br>
園内のあちこちでは、「ポコッポコッ」と音を立てながら熱泥がポコリと湧き上がる様子を見ることができます。
その姿は、まるで坊主頭のよう!
「坊主地獄」の名前の由来は、ここから来ていたんですね!
自然の力強さを感じつつ、とても可愛いその姿に、耳を澄ませながらず~っと見入ってしまいました。


坊主地獄の様子です。みなさんの感動の声が入っていますが、よ~く耳を澄ませて聞いてみると「ポコッ」という可愛い音を聞くことができます。
<span style="font-size:14px;">園内には、地下200mから噴き出す源泉「蒸気井」やそこに宿る神として親しまれている「蝦蟇仙人」の像、地中から湧きだす温泉蒸気を肌で体感できる「手蒸し湯」など、地獄のほかにもさまざまな見どころが点在しています。</span><br><br>
園内には、地下200mから噴き出す源泉「蒸気井」やそこに宿る神として親しまれている「蝦蟇仙人」の像、地中から湧きだす温泉蒸気を肌で体感できる「手蒸し湯」など、地獄のほかにもさまざまな見どころが点在しています。

<span style="font-size:14px;">『天然坊主地獄』には、隣接して「鉱泥(こうでい)温泉」があります。<br>「鉱泥」とは、天然坊主地獄から湧き出る熱泥で、温泉成分を含んでいます。<br>その効能の良さから、戦後、傷病兵にこの泥を温湿布にして治療していたそうです。<br>「鉱泥温泉」は衛生管理を徹底しており清掃に時間がかかるため、午前中のみの営業なので体験することはできませんでした。<br>この日は特別にタライに入れた「鉱泥」を用意していただき、実際に触って体感しました。<br>「鉱泥」はとっても熱くて、寒い日でしたが最後まで冷めることなく熱いままでした。肌触りはツルリとした感触でとっても気持ちよく、空気にふれるとだんだん乾いてきて、それを洗い流すとビックリするくらいツルツルになりました。<br>次はぜひ、実際に浸かってみたいと思います。</span><br><br>
『天然坊主地獄』には、隣接して「鉱泥(こうでい)温泉」があります。
「鉱泥」とは、天然坊主地獄から湧き出る熱泥で、温泉成分を含んでいます。
その効能の良さから、戦後、傷病兵にこの泥を温湿布にして治療していたそうです。
「鉱泥温泉」は衛生管理を徹底しており清掃に時間がかかるため、午前中のみの営業なので体験することはできませんでした。
この日は特別にタライに入れた「鉱泥」を用意していただき、実際に触って体感しました。
「鉱泥」はとっても熱くて、寒い日でしたが最後まで冷めることなく熱いままでした。肌触りはツルリとした感触でとっても気持ちよく、空気にふれるとだんだん乾いてきて、それを洗い流すとビックリするくらいツルツルになりました。
次はぜひ、実際に浸かってみたいと思います。


源泉100%かけ流しの温泉『ひょうたん温泉』

<span style="font-size:14px;">いよいよ、二湯目となる『ひょうたん温泉』での入浴体験です。<br>『ひょうたん温泉』は、今年で創業103年目を迎えた、「地球産®」の源泉100%かけ流しの温泉が楽しめる施設で、観光ミシュランガイドで温泉として日本唯一の三ツ星を獲得しています。<br>また最近では、加温・加水・循環を一切行わない“源泉十割®”宣言を掲げています。</span><br><br>
いよいよ、二湯目となる『ひょうたん温泉』での入浴体験です。
『ひょうたん温泉』は、今年で創業103年目を迎えた、「地球産®」の源泉100%かけ流しの温泉が楽しめる施設で、観光ミシュランガイドで温泉として日本唯一の三ツ星を獲得しています。
また最近では、加温・加水・循環を一切行わない“源泉十割®”宣言を掲げています。


<span style="font-size:14px;">二湯目の入浴前に、源泉を加水せずに冷却する竹製温泉冷却装置「湯雨竹®(ゆめたけ)」を見学しました。<br>この装置は、100℃ある源泉を竹枝を伝わらせて水滴状にすることで温度を下げていくもので、これにより源泉100%かけ流しの温泉が楽しめます。</span><br><br>
二湯目の入浴前に、源泉を加水せずに冷却する竹製温泉冷却装置「湯雨竹®(ゆめたけ)」を見学しました。
この装置は、100℃ある源泉を竹枝を伝わらせて水滴状にすることで温度を下げていくもので、これにより源泉100%かけ流しの温泉が楽しめます。


<span style="font-size:14px;">『ひょうたん温泉』入口には、この「湯雨竹®(ゆめたけ)」を利用した「足湯」があります。<br>無料で楽しめるので、ぜひ、体験してみてくださいね。</span><br><br>
『ひょうたん温泉』入口には、この「湯雨竹®(ゆめたけ)」を利用した「足湯」があります。
無料で楽しめるので、ぜひ、体験してみてくださいね。


<span style="font-size:14px;">一湯目の『みょうばん湯の里』の硫黄泉でお肌の汚れをごっそりと落とした後は、『ひょうたん温泉』でしっかりと保湿します。<br>『ひょうたん温泉』の湯は、全国でも珍しい弱酸性の塩化物泉で、温泉水1kg中に含まれる「メタケイ酸」の量は、標準値をはるかに上回る476mg!<br>すっきりキレイに洗い流した後のお肌にうるおいを与え、しっとり感が持続します。</span><br><br>
一湯目の『みょうばん湯の里』の硫黄泉でお肌の汚れをごっそりと落とした後は、『ひょうたん温泉』でしっかりと保湿します。
『ひょうたん温泉』の湯は、全国でも珍しい弱酸性の塩化物泉で、温泉水1kg中に含まれる「メタケイ酸」の量は、標準値をはるかに上回る476mg!
すっきりキレイに洗い流した後のお肌にうるおいを与え、しっとり感が持続します。


<span style="font-size:14px;">大浴場のほか、瀧湯やむし湯などで「湯めぐり」を満喫した後は、中庭でのんびり休憩しました。<br>温泉蒸したまごや名物ぷりん、季節のフルーツを使ったドリンクなど、一息つくのにピッタリなチョイパクグルメもありますよ。</span><br><br>
大浴場のほか、瀧湯やむし湯などで「湯めぐり」を満喫した後は、中庭でのんびり休憩しました。
温泉蒸したまごや名物ぷりん、季節のフルーツを使ったドリンクなど、一息つくのにピッタリなチョイパクグルメもありますよ。


それぞれの泉質の効果が倍増する「機能温泉浴2湯めぐり®」  

「機能温泉浴2湯めぐり®」の感想
初めての機能温泉浴体験でしたが、改めて温泉のすごさと“相乗効果”というものを実感しました。
2つ目の温泉に入ったあとは、いつもよりお肌がしっとりと保湿がされ、カサカサ感がまったく無くなりました。また、夜まで体がポカポカして、ぐっすりと眠れることができました。
泉質によって浸かった時の肌の感触や、湯上りの感じ方など、こんなにも違うのかと感動しました。
ぜひ、またプライベートでも「機能温泉浴2湯めぐり®」をしたいと思います。

「機能温泉浴2湯めぐり®」を体験して、BEPPUグッズをゲットしよう!

現在、「2湯めぐり」を体験した方限定で、BEPPUグッズがもらえるキャンペーンを実施中です。
『みょうばん湯の里』と『ひょうたん温泉』を順番に巡り、各施設で入浴スタンプを押印。
同じ日に両施設のスタンプをゲットできれば、「湯の花ミニ石けん」と「オリジナル竹鈴」がもらえます。
ぜひ、チャレンジしてみてくださいね。
詳細はこちら!