「原尻の滝」だけじゃない!『豊後大野(ぶんごおおの)』で豊かな自然と“○○”を楽しむオススメの夏休み

この記事は2018年6月の情報です
この記事は2018年6月の情報です

大分県豊後大野市は、7町村が合併してできた内陸部に位置する市。
水路があり田園があり、その先には滝があり、自然にあふれた豊後大野市。
この地域は、大自然やゆたかな食材、人の温かさを感じられる魅力いっぱいのスポットが点在!
そんなDeepな豊後大野市のいい所を紹介します。

田園地帯に突如出現する名瀑!近寄れる滝『原尻の滝』

「日本の滝100選」「大分県百景」のひとつにあげられている名瀑で、「東洋のナイアガラ」と呼ばれています。
幅120m、高さ20mを誇り、9万年前の阿蘇山の大噴火、その大火砕流によって
もたらされたとてもめずしい大滝です。道の駅「原尻の滝」も併設
こんなに、雄大な滝をまじかに見れるんです!ロープや柵がありません。近づく際は十分に注意して近づきましょう!
所在地:大分県豊後大野市緒方町原尻936-1

名瀑「原尻の滝」周辺で行われる年に一度の行事が「小松明(こだい)火祭り
この灯り、全部松明にともされた灯です。
白熱灯でもLED電球でもありません!
豊後大野市緒方町の夏の風物詩、小松明は、江戸時代納税に苦しむ農民一揆の
犠牲となった庄屋「原尻奥乃丞」を供養するため、また五穀豊穣を祈願するための
虫送りの行事として、古くから行われている行事です。
約13,000本のたいまつで埋め尽くされる緒方平野の眺めは圧巻。

開催日: 毎年、 8月14日午後7時30分の花火を合図 (2021年開催については直接自治体へお問い合わせください。)
開催場所:原尻の滝周辺

雪舟が描いた滝 沈堕の滝

室町時代に水墨画家・雪舟が訪れ、「鎮田瀑図」を描いたことでも有名で、滝好きには知られた名瀑。
「原尻の滝」と並んで、こちらは“豊後のナイアガラ”や“大野のナイアガラ”とも呼ばれています。
雄滝と雌滝があり、雄滝は高さ約20m・幅約100m、雌滝は高さ約18m・幅約10m。国の登録記念物に指定されています。
近代文化遺産に認定されている石造の沈堕発電所も、沈堕の滝に隣接しています。
所在地:大分県豊後大野市大野町矢田

個性が光る5つの「道の駅」

豊後大野市内にはなんと5つの道の駅があります!
どこも個性があり、朝どれ野菜や特産品が豊富にそろいます。
お母さんたちが朝からこしらえたお饅頭、清川には名物クリーンピーチで作ったももソフト♪
名物から揚げや豊後牛が入ったメンチカツやコロッケ。
どこも個性があり、朝どれ野菜や特産品が勢ぞろい。
観光の合間に、道の駅巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか ^^
道の駅 原尻の滝 大分県豊後大野市緒方町原尻936-1   TEL0974-42-4140 
道の駅 きよかわ 大分県豊後大野市清川町(旧清川村)砂田1574番地1 TEL 0974-35-2117
道の駅 みえ   大分県豊後大野市三重町宮野2791番地1 TEL0974-24-0010 
道の駅 おおの  大分県豊後大野市大野町田中43-10   TEL0974-34-3231
道の駅 あさじ  大分県豊後大野市朝地町板井迫1018-1 TEL0974-64-1210 

神秘の世界へ誘う、日本一の水中鍾乳洞。稲積水中鍾乳洞

稲積水中鍾乳洞は、約3億年前に形成され、30万年前の阿蘇火山噴火によって水没し現在の形を形成しました。
推進40mを超える深淵、道の洞奥から湧き出る清流、日本最大の水中鍾乳洞です。
鍾乳洞の他に、美術館や昭和の町並みを再現した「昭和下町商店街」など見所満載の施設になっており、キャンプ場も隣接しています。
5月下旬から6月中旬には付近の白山川でホタルも見ることができる、自然豊かな場所にあります。

所在地:大分県豊後大野市三重町大字中津留300番地
ホームページ:http://www.inazumi.com/

日本一と日本二位の石橋『出会橋・轟橋』

大分県は現存の石橋の数が日本一。
その中でもここ豊後大野市には、轟橋…アーチ式石橋の径間の距離32.1mで日本1位!!、出会橋…長さ29.3mで日本2位!!!があります。
1位と2位が並んでいます。保存されているだけではなく、いまだ生活道として現役です。

出会橋(であいばし)
大正11年(1922年)、豊肥線牧口駅(現豊後清川駅)が開業したことをきっかけに、大正13年(1924年)、轟・平石地域の人々によって架けられました。 出会橋の径間(石橋のアーチの距離)は、上流に架けられている轟橋に次ぐ日本第2位です。
<橋長32.2m、橋幅3.9m、径間29.3m>

轟橋(とどろばし)
昭和9年(1934年)、祖母傾国定公園の傾山麓に広がる国有林から多量の木材を切り出すために、森林鉄道を通す橋として2連のアーチ式石橋が完成しました。 昭和30年(1955年)にはこの鉄道は廃止。現在、轟橋は車道として使われていますが、道幅が足りないため、橋の両側を60㎝ほど拡幅し、現在の道路事情にあわせています。 なお轟橋の右岸側アーチの径間は日本一です。
<橋長68.5m、橋幅2.5m、径間32.1m/26.2m>

[おおいた豊後大野ジオパーク HPより抜粋]

所在地:大分県豊後大野市清川町平石

お酒好き必見!酒蔵巡り

豊後大野市には4つの酒蔵があります。
緒方町…浜嶋酒造・丹誠酒類
朝地町…牟礼鶴酒造
千歳町…藤居醸造
それぞれ特徴ある日本酒・焼酎を製造されていて、毎年3月には合同蔵開き「巡蔵」が開かれ賑わいます。

鉄道写真家必見!岩戸の景観

JR豊後清川駅とJR三重町駅間に、高さ50m、延長500mにわたる大絶壁があり、「岩戸(いわど)」の地名で呼ばれています
岩壁に掘られたトンネルが川を渡る鉄橋に直接接続されていて、まるで列車が飛び出してくるような光景に、多くの鉄道ファンがシャッターを切っています。
列車の本数が少ないので、通過時刻をお調べのうえ、お出かけすることをお勧めします。
所在地:豊後大野市清川町臼尾
問い合わせ先:おおいた豊後大野ジオパーク推進協議会 TEL:0974-22-1001

『あっそうか!』旅行気分で絵本屋さんへ♪

豊後大野市三重町に登録文化財建物・麻生家住宅を再生活用し、「あっそうか!」という絵本屋さんが2017年にオープンしました。
ネーミングには、麻生家住宅への敬意を込め、いつも”気づき”がある「あっそうか!」となずけられたんだとか(^^)
絵本ショップは常時1000タイトル以上の絵本が並び、小さなお子様連れでも気兼ねなく楽しめるよう授乳室も設けられています。
たくさんの絵本に子供たちは笑顔に、大人も懐かしい気持ちでいっぱいになる素敵な空間です。

所在地:豊後大野市三重町市場1090
ブログ:http://blog.livedoor.jp/satonotabi_assouka/

まだまだ魅力にあふれています

豊後大野市は、まだまだ隠れた魅力スポットがたくさん!
日本ジオパークに認定された、豊後大野ジオパークは、生活環境の中に自然美がそのまま残っています。
ユネスコエコパークに認定された、祖母・傾・大崩(そぼ・かたむき・おおくえ)山系はシーズン中、たくさんの登山客でにぎわいます。

そこで生活する人々にとっては当たり前の風景。でも旅行者にとっては非日常で溢れています。
ふだんの忙しい生活の中から、ふっと抜け出し豊後大野へ遊びに来ませんか?きっと癒されますよ♪

テッパンおおいたツアー情報(^o^)/

自然豊かな豊後大野市でテントサウナが体験できます。
テント内でしっかりと汗をかき、清流でクールダウン!
清流沿いの「テントサウナ」体験 | 九州・大分のおすすめ観光・体験・クーポン |テッパン!おおいた (teppan-oita.jp)
ぜひ、おんせん県おおいたでの体験をお楽しみください!