旅ライターが行く!「おんせん県おおいた フォトジェニックなグルメ満載の1泊2日旅~玖珠(くす)・九重(ここのえ)・日田エリア編

この記事は2021年3月の情報です
この記事は2021年3月の情報です
大分県は、温泉の源泉数・湧出量ともに日本一の「おんせん県」。 そんな日本一の温泉地、実は全国の食通を唸らせるグルメ県でもあるんです。 かつて「豊国(とよのくに)」と呼ばれていた大分県。豊後水道の海の幸に、豊穣な大地と清冽な水に育まれた山の幸、そして各地で愛されたご当地グルメと、多種多彩な「おおいたグルメ」が楽しめます。 そんな「おおいたグルメ」の定番ものから新メニューまで、美味しいスポットを知りたいなら2020年秋に完成した「おおいたグルメBOOK」がおすすめ。 そこで今回は、日本最大級の旅行情報誌『じゃらん』などでご活躍のライター氏家さんに、おおいたグルメBOOKを参考にしながら1泊2日のグルメ旅を体験してもらいました。

2020年秋に大分県から発行された「おおいたグルメBOOK」。お得な「おもてなしクーポン」と連動した新グルメから、宇佐からあげのような定番まで県内各地の全38ネタを掲載。

<ライター紹介>
私が行ってきました!
氏家 加奈子(フリーライター)
九州内の温泉&観光地を取材し続けて20年超!公私ともに最も多く旅している県は、温泉も自然もグルメも魅力的な大分県。

お得感満載の美味しい&かわいいグルメを目指して出発!

旅先で味わいたい、大分県内の旬なグルメを紹介した「おおいたグルメBOOK」を片手に、春目前の玖珠〜九重〜日田を1泊2日でのんびりドライブ。途中の寄り道スポットでお腹を空かせながら、おいしいものを目指して巡るグルメ旅、まずは玖珠からスタート

「くす竹皮弁当」を買って絶景の伐株(きりかぶ)山頂へ!

最初の目的地は大分道の玖珠インターを降りてすぐの「道の駅 童話の里くす」。野菜、くだもの、お花、加工品など、毎日種類豊富な地元の産品が並ぶ人気の道の駅です。今回はここでお弁当を購入。あらかじめ予約しておいた、地元の飲食店が作るおにぎりとおかず数品が入った素朴な「くす竹皮弁当」。そこから車で15分程度の伐株山の山頂へ持って行ってお気軽ピクニックを楽しみます.
※くす竹皮弁当は事前予約が必要です。 お問い合わせ・お申し込み:かみ企画室 kami@kkaammii.com
「道の駅 童話の里くす」のシンボル、桃太郎たちもマスク姿でお出迎え。
「道の駅 童話の里くす」のシンボル、桃太郎たちもマスク姿でお出迎え。
お昼前に行くとお弁当から単品のおかずやご飯類まで数十種類の惣菜がずらり。
お昼前に行くとお弁当から単品のおかずやご飯類まで数十種類の惣菜がずらり。
伐株山への行き方や玖珠の観光情報などは道の駅に併設の「くすみち観光案内所」でチェック!
伐株山への行き方や玖珠の観光情報などは道の駅に併設の「くすみち観光案内所」でチェック!
伐株山の山頂までは車で行けますが、途中、細い山道も通るのでゆっくり安全運転で!
伐株山の山頂までは車で行けますが、途中、細い山道も通るのでゆっくり安全運転で!

山頂の駐車場から1〜2分ほど歩くと「KIRIKABU HOUSE(キリカブハウス)」が現れます。誰でも無料で利用できる休憩施設で、11時〜15時は建物前に道の駅が運営するフードトラックも出店(月・火曜、雨天時は休業)。

「くす竹皮弁当」550円(要事前予約)内容はおにぎり2個におかずが3〜4品で体に優しいお弁当でした!
※新型コロナウイルス感染拡大に伴い、現在は事前予約による受注生産となっています。
購入の際は、「かみ企画室」(✉ kami@kkaammii.com)にて申込。
山頂が扁平な台地になっている伐株山は、どこにいても爽快なパノラマ風景が広がります。
山頂が扁平な台地になっている伐株山は、どこにいても爽快なパノラマ風景が広がります。
道の駅の惣菜コーナー横には手作りおやつもたくさん並んでいたので、迷った結果、形がかわいい、イチゴ生クリーム入りのこいのぼり焼きを食後用に買ってきたのでした。

伐株山の一番人気といえば、こちらの天空ブランコ!子どもも大人も無料で遊べます。

<D A T A>

道の駅童話の里くす
住所:大分県玖珠郡玖珠町大字帆足2121
電話番号:0973-72-5535
営業時間:農産物販売コーナー9時〜18時(12月〜2月は17時まで)
定休日:年末年始
公式HP:http://www.kusu-michinoeki.jp

SLとおいしいコーヒーを求め、豊後森機関庫公園へ!

伐株山から再び玖珠の街へ下りてきた後は、特急「ゆふいんの森」も停まる豊後森駅を目指します。駅に隣接した「豊後森機関庫公園」にはSLの転車台と機関庫が現存し、本物のSLも展示。敷地内には「ゆふいんの森」の生みの親でもある水戸岡鋭治氏デザインのミュージアムもあり、機関庫にまつわる歴史を垣間見れます。ついでに公園前にある自家焙煎コーヒーの店にも立ち寄って、しばしカフェタイム♪
現役の久大本線の線路を渡ると豊後森機関庫公園。

機関庫の前に常設されているのは、原爆の被害を受けた直後の長崎の街も走っていたというSL。自由に触れるので子どもたちにも大人気。

公園に併設された豊後森機関庫ミュージアム。機関庫にちなんだグッズなども販売しています
豊後森機関庫公園の道路を挟んで向かいにある「ヤトカコーヒー」は自家焙煎コーヒーと軽食が人気のカフェ

コーヒーの香りが漂う明るい店内。自然栽培コーヒーやオリジナルブレンドなど、常時10種前後のコーヒーを用意

注文したのは苦味と甘味を感じる深煎りの「豊後森機関庫ブレンド」510円。コーヒーや一部フードメニューはテイクアウトも可能です

<D A T A>

豊後森機関庫ミュージアム
住所:大分県玖珠郡玖珠町岩室36-15
電話:0973-77-2222
営業時間:10時~16時
定休日:年末年始(12/29〜1/3)
入場料:中学生以上100円
公式HP:https://www.facebook.com/bungomorikikankomuseum/

ヤトカコーヒー
住所:大分県玖珠郡玖珠町岩室35-14
電話番号:0973-77-2035
営業時間:10時〜18時(LO17時30分)
定休日:不定休
公式HP:https://jatkaa.stores.jp

九重町では大吊橋とドライブを満喫!

玖珠町を後にし、本日泊まる筋湯温泉方面へ車を走らせます。途中に通る四季彩ロードは交通量が少なく草原に囲まれた爽快なドライブコース。チェックイン時間まで少し余裕があったので、九重夢大吊橋にも寄り道してみました。
春になると一面グリーンになる四季彩ロード沿い。

なんとこの地点の標高は777m!それだけでもなんだか来た甲斐があったように思えます。橋の長さは390m。途中で引き返しても構いません。

橋までの高さは173m。福岡タワーの最上階展望室が123mなので、この谷がいかに深いかがわかります。

<D A T A>

九重 “夢” 大吊橋

住所:大分県玖珠郡九重町大字田野1208
電話:0973-73-3800
営業時間:8時30分〜17時(11月~8月)、8時30分〜18時(9月・10月)※入場券販売は閉園30分前まで
※新型コロナウィルス感染防止対策の一環で当面の間は17時で閉園
定休日:なし(悪天候などで入場制限をすることがあります)
入場料:中学生以上500円、小学生200円
公式HP:https://www.yumeooturihashi.com

筋湯温泉の旅館でお湯と食事を心ゆくまで堪能

足がすくむ吊り橋を往復して、いよいよ本日泊まる宿「秀月」にチェックイン。筋湯温泉街から少し離れた、全室温泉付き離れの宿で、九重の自然と湯に包まれながら、癒やしの1泊2日を過ごせそうです。夕食も気になりますが、密かなお目当ては「おおいたグルメBOOK」に載っていた、朝食時の「九重スムージー」。とはいえ地域の旬を味わえる夜のお食事もじっくり残さず味わいますよ〜!
木立に囲まれるようにひっそりと立つ「旅館 秀月」。全8室すべて温泉付きの離れです。
客室には周辺の山の名前が付いていて今回泊まったお部屋は「三俣」。どの部屋もそれぞれ造りが異なるそうです。
夕食はかりんの食前酒に始まり、お造り、ヤマメの塩焼き、猪肉のすき焼き、山菜天ぷらなど、最後のデザートまで14品。少しずついろいろ味わえる点もうれしい!量や味付け、食感に至るまで、とてもバランスの良い懐石料理でした。

客室のお風呂とは別に、鍵をかけて貸切で入れる広々とした浴室も2室あります。食後はこちらの湯船に浸かって、長湯を満喫。ちなみに泉質はナトリウムー塩化物泉。湯冷めしにくいので、上がって布団に入った後もずっとポカポカしていました

そして翌朝も、朝食前にお部屋に付いている岩風呂でひとっ風呂。大きな窓を開けると明るい光が差し込み、一気に目が覚めます
お待ちかねの朝食!夕食と同じ個室でいただきます。入口に九重町産ブルーベリーのスムージーが準備されてセルフで飲めるようになっていたので早速1杯。ブルーベリーの味が濃くて、体の中に沁みわたる〜!後でおかわりしよう

朝食もなかなかのボリュームですが、野菜多めの和食なのであっさり。締めの、手作りクレームブリュレまでしっかりいただきました

<DATA>

旅館 秀月

住所:大分県玖珠郡九重町大字湯坪筋湯528
電話:0973-73-0050
公式HP:http://www.shugetu.com

天瀬の滝に寄りつつ日田のパフェをめざす!

おいしいものをたっぷり堪能させてもらったお宿を後にすると、昨日と同じく気持ちの良い四季彩ロードを抜けて日田方面へ。途中、天ヶ瀬温泉周辺に点在する見事な滝に寄り道していたら、お雛様に彩られた日田市・豆田町へ着く頃には、ほどよくお腹も減ってきました。
「道の駅 慈恩の滝くす」から慈恩の滝まで徒歩1分。残念ながら2020年7月の豪雨災害の影響で、滝の裏側を抜ける道は通行止めになっていましたが、迫力は健在。上段・下段合わせて落差は30mだそうです。
慈恩の滝から車で10分。天ヶ瀬温泉街を抜けたところから遊歩道を5分ほど歩くと、落差約25mの桜滝が現れます。
桜滝遊歩道では梅が咲き誇っており、反対側の斜面には、大きな桜の木が何本も並んでいました。シーズンには、お花見しながらの散策も楽しめそうです。
日田に着いたらまず日田駅前にある観光協会で「日田パフェマップ&クーポン」(100円)を購入(クーポン企画は2021年6月30日まで)。

ちょうどお雛祭り期間中で賑わう豆田町へ。日田パフェマップにも掲載されている「麦屋カフェ」で、ひとまずランチをいただくことに。古民家を改装したおしゃれなカフェです。

人気メニューの「日田っ子ライス」858円。地元野菜をたっぷり使ったオリジナルのワンプレートライス。中央に見える甘辛のそぼろと海苔、隠し味のゆずごしょうが効いて、満足感を与えてくれます。
食後は、風情あふれる豆田の町をぶらり散歩。
立派なお雛様が飾られた老舗の造り酒屋。300年もの歴史を持つクンチョウ酒造。向かいにある系列店「発酵舎 KOGURA」の発酵パフェも「日田パフェマップ」に載っていて気になったものの、あいにく定休日でした。

こちらも江戸時代から続く老舗の日田醤油。味噌やだし醤油も人気で、一部商品は試食もできます。

<DATA>

日田市観光協会
住所:大分県日田市元町11-3
電話:0973-22-2036
営業時間:9時〜17時
定休日: 1/1・2
公式H P:https://www.oidehita.com

 

麦屋カフェ
住所:大分県日田市豆田町9-2
電話:0973-28-5582
営業時間:11時〜17時
定休日:木曜(祝日は営業)
公式H P:https://www.facebook.com/mugiyacafe/

いよいよ最後のおやつタイム!日田パフェマップで店選び

「日田パフェマップ」は、市内13店舗が提供するパフェをお得に食べられるクーポン付きなので、胃袋が許せば何軒もはしごしたいくらいです。が、旅のしめくくりにふさわしい、超豪華なイチゴパフェを食べられるという「カフェビヨリ」へ。
ジャーン!こちらが、当日仕入れたおいしいイチゴだけを使った季節限定パフェ「一期一会」1651円。丸々1パック分相当という大量のイチゴに覆われて見えないけれど、中に詰まったイチゴアイスも上品な味わいで、これ一杯でイチゴを味わい尽くせます。

カフェビヨリはパフェの店として知られ、常時30種類以上が揃うほか、ソースやアイス、トッピングなど自分流にカスタマイズすることも可能。こちらはピスタチオアイスを使ったティラミスパフェ850円。

<DATA>

カフェビヨリ
住所:大分県日田市三本松1-1-27
電話:0973-28-6570
営業時間:平日11時30分〜21時、金土11時30分〜22時
定休日:日曜
公式H P:https://www.facebook.com/cafebiyori/

ということで、この1泊2日グルメ旅は、大満足&大満腹でしめくくることができました!

今回着目した「おおいたグルメBOOK」で紹介しているグルメは、いわばこの先大ブレイクするかもしれない、ちょっとツウな先取り情報。大分県では、各地でこのような「新グルメ」が誕生しているようなので、ぜひ他の街にも出かけてみたいと思いました!

※「新型コロナウイルスの感染状況等により営業時間が変わる可能性があります。最新の営業時間は各店舗へお問い合わせください。」

※「おおいたグルメBOOK」
発行:大分県観光局観光政策課