モデルコース Model Course

神仏習合発祥の地を巡る旅(国東市・豊後高田市)

「六郷満山(ろくごうまんざん)文化」と呼ばれる独自の文化が花開いた宇佐・国東半島には、昔々の8世紀頃、神様と仏様をどちらも大切にした「神仏習合(しんぶつしゅうごう)」という思想が生まれました。
パワースポットとしても知られるこのエリアで、紅葉と御朱印巡りを楽しみませんか。

コース内容

1. 天台宗別格本山 両子寺(ふたごじ)

2. 両子河原座

3. 天念寺

4. 長安寺

5. 富貴寺(ふきじ)

6. 真木大堂(まきおおどう)

7. 熊野磨崖仏(くまのまがいぶつ)

コース日程

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1

天台宗別格本山 両子寺(ふたごじ)

国東半島の中心にある六郷満山寺院で、開基は養老2年(AD718)仁聞菩薩によるものです。特に江戸時代より総持院として満山寺院を統括してきました。
山門に安置されている仁王像は国東最大のもので、その彫りの美しさから、国東半島を代表する仁王像であるといわれています。
護摩堂の本尊は鎌倉時代の不動明王で毎月28日の縁日には、護摩焚きがあり、特に厄除けなど諸祈願を行っています。また、奥の院本殿に祀られている十一面千手観音、両所大権現は古来より子授けの信仰があります。
境内一帯に広がる紅葉の数はたいへん多く、県内屈指の紅葉スポットとして春の新緑、秋の紅葉と名所になっています。近年では走水観音堂の名水、子宝参り、日本有数のパワースポットとして若者の参拝も増えています。

※多言語Wi-Fi音声ガイド「jaj.jp」を設置しています!「jaj.jp」についての詳細は、こちらをご覧ください。
https://www.visit-oita.jp/news/detail/345

2

両子河原座

両子寺近くにある蕎麦が味わえるお店。
人気は、ネーミングからもご利益がありそうな「開運そば」。
両子山系の名水で打った蕎麦に、地元野菜を使った天ぷら、小鉢などが付いた大満足の内容です。
国東の特産品を扱うお土産処も併設しています。
(2021.1)

3

天念寺

天念寺は六郷満山の中山本寺で、養老2(718)年仁聞菩薩よって開基されたといわれ、平安・鎌倉時代には修験と祈願の寺院として繁栄しました。鎌倉時代の元寇の際には、満山寺院の僧を集めて戦勝祈願の法要が盛んに行われたとも伝えられています。
周囲の景観は、その美しさから「天念寺耶馬」と呼称されて人々に広く愛されています。
また、六郷満山古来の正月行事であり、重要無形民俗文化財に指定されている「修正鬼会」が、現在も行われていることでも知られています(毎年旧暦1月7日)。

4

長安寺

長安寺は、六郷満山中山本寺として栄えた寺で、平安時代に衰退した西叡山高山寺に代わって、鎌倉時代には六郷満山の総山として満山65ヶ寺を統括していました。
保管されている太郎天二童子立像は、19枚の銅板法華経とともに国の重要文化財に指定されています。
境内には四季の植物が植えられており、特に7千本ある「しゃくなげ」は4月中旬から5月上旬にかけて楽しめます。 その他にも、桜や彼岸花、秋には紅葉、冬には椿など季節の花々が咲く「花の寺」として知られています。

5

富貴寺(ふきじ)

富貴寺は、平安時代に宇佐神宮大宮司の氏寺として開かれた由緒ある寺院です。
なか中でも国宝に指定されている富貴寺大堂は、宇治の平等院鳳凰堂、平泉の中尊寺金色堂と並ぶ日本三阿弥陀堂のひとつであり、現存する九州最古の木造建築物です。
堂内に収められた本尊の阿弥陀如来像も国重要文化財に指定されており、日本四壁画の一つとされる阿弥陀浄土変相図は、極楽浄土の世界を描いているとされています。
春の新緑や冬の雪景色もさることながら、境内一面が紅葉に染まる11月下旬から12月上旬の景色は最高です。

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(2020.5)

6

真木大堂(まきおおどう)

真木大堂は、かつて隆盛しながらも火災で焼失した「幻の大寺」とされる馬城山伝乗寺(まきさんでんじょうじ)の堂宇の一つと伝えられています。
国指定の重要文化財である仏像9体を有しており、特に日本一の大きさを誇る水牛にまたがった木造大威徳明王像や藤原時代の作である阿弥陀如来座像など、仏像ファン必見の名所です。
この地域散在していた石塔・石仏を損壊や紛失から守るために、これらを一堂に集めた古代公園が大堂裏手に整備されました。この公園内には、かって伝乗寺が田染盆地に36坊もの伽藍を擁して隆盛を誇っていた頃の名残が、随所にあり散策を楽しむことができます。

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7

熊野磨崖仏(くまのまがいぶつ)

鬼が一晩で積んだという、険しい石段を登った先にあるのが熊野磨崖仏です。
日本最大級の磨崖仏は、国指定の重要文化財で、平安時代の末期の作といわれています。
絶壁の右手に引き締まった表情の「大日如来(約6.7m)」、左手に微笑んでいるかのような「不動明王(約8m)」がそれぞれ刻まれているのですが、その姿は余りに自然で、まるで以前からそこにあったかのように周囲の風景に溶け込んでいます。
石段を更に登ると熊野神社、下ると胎蔵寺があります。

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ルートマップ

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