『アフリカンサファリ』さんに教わったオススメの楽しみ方【後編】|子供も大人もテンションあがる!日本最大級の体験型サファリパーク

この記事は2018年3月の情報です
この記事は2018年3月の情報です

 

前回の記事に引き続き、神田先生が案内する動物ゾーンツアーの続きをどうぞ!


 

今回お話を伺ったのは、アフリカンサファリの“名物獣医”神田先生。大分県内ではもちろんのこと、結構有名&人気の神田先生は、アフリカンサファリの広報も担っています。神田さんの動物愛溢れる視点でオススメの楽しみ方をたっぷり伺うことができました。
とにかく写真がキレイ!写真集まで出版しちゃうアフリカンサファリさんの公式SNS投稿を交えてお伝えいたします!
[公式Twitter(撮影:神田さん)]   @africansafari1さんをフォロー
 

後編は「トラセクション」からスタート


 

神田さん:
「トラってライオンと違って群れで生活しないんですよ。野生では、メス1頭あたりのテリトリーが3~5平方kmぐらいで、オスはもっと広くなって1頭あたり20平方kmぐらいなんです。だから、展示のために群れづくりをするのは難しいんですけど、アフリカンサファリのこの子達は、兄弟だったり、赤ちゃんのときから人工保育で一緒のタイミングで育てたトラなので群れとして展示できているんです。」

 

神田さん:
「ライオンは『今日は怒ってる』『今日は笑ってる』とか感情がなんとなくわかるんですけど、トラはほぼ無表情なんですよ。だから急にガッと来てしまうこともあるので、トラ担当は相当気を使ってますね。」

 

 

ホントはかわいい「ハイエナ」

神田さん:
「ハイエナってあんまりいいイメージないですよね?」

 

ーえぇ。。。

神田さん:
「映画のライオンキングでは、ライオンは良い悪い両方のキャラクターがいるけど、ハイエナって大抵悪者でしょ?(笑)アフリカでは太陽の神様としている部族もいるんですけど、嫌ってる部族もいるんですよね。鳴き声も変だし。でもホントは社会性があって家族を大事にするとっても優秀な動物なんですよね。だから、その悪いイメージをこのアフリカンサファリから払しょくしようと思ってまして。ハイエナはね、ホントはかわいいんですよ(笑)」

シマウマはチーターより強い!「チーターセクション」

続いて、チーターとシマウマが共存しているセクションへ。テレビなどのイメージだと、チーターのやりたい放題の恐怖ゾーンかと思いましたが…

 

ー早速チーター発見!あれ?意外とカワイイかも。
ーチーターって懐くんですか?(車に近づいていくチーターを発見)

神田さん:
「チーターは懐きますね、呼べば来ますし。もともとチーターって肉食の中では弱ーい動物なんですよ。エジプトの人たちはペットとして飼ってたぐらいですし、今でも富裕層にはペットとして飼っている方もいますしね。基本的にチーターって自分より大きいもの(高さがあるもの)は襲わないんですよ。」

 

神田さん:
「チーターって速く走り回ってるイメージがあるじゃないですか、時速110kmで走るとか。でも、何もなかったら全く走らないんですよ。実はだらしない動物です(笑)」

 

ー近くで見ると猫ですね。お話を聞いても猫そのもの(笑)

神田さん:
「それで一番困るのは運動不足で肥満になってしまうことで、そうすると腎臓病になりやすくなってしまうんですよね。」(日本のチーターは腎臓病で亡くなってしまうことも多いそうです)

 

神田さん:
「ちゃんと運動させたいと思って、ラジコン使って追わせてみたりしましたがダメで…。いろいろと考えた結果、最終的にこのようにシマウマとの混合展示の形になったんです。」

ーシマウマ、襲われませんか?

神田さん:
「アフリカの人が言ってたんですけど、シマウマ襲うチーター見たことないって。」

 

ーえ?そうなんですか!?

神田さん:
「私もそれを聞いたときはそんな反応でした(笑)それなら混合展示して鬼ごっこできる環境つくれば運動不足を解消できるんじゃないかって思ったんです。シマウマも運動不足じゃ太りますし、Win-Winの関係で良いんじゃないかって。」

神田さん:
「でも園内で混合展示を始めたときに、チーターがピューっとシマウマに向かって走って行っちゃったんですよね。みんな、シマウマが襲われるー!って思いましたけど…、そしたら逆にシマウマがチーターを追い返しちゃったんですよね。シマウマの方が強いみたいです(笑)そんな感じで朝と夕方に追いかけっこしてて運動不足解消してるんですよね。そのおかげでホルモンバランスも良くなって彼らにとって良い環境となっているみたいです。」

■公式Facebookページより

 

ーあ…そういえば、ここに書いてました。

動物ゾーンのラストは「レイヨウセクション」

神田さん:
「ここにいるエラシドっていう種類の動物とか、あそこにいるブラックバックていう種類の動物もそうですし、先にいるシロオリックスもウシの仲間なんです。」

ーウシなんですか?

神田さん:
「そうなんです。角で見分けることができて、角が黒いとウシの仲間で、白いとシカの仲間なんですよ。」

ーラクダですねー!

 

神田さん:
「ラクダって鳥取砂丘とか全国の動物園とかどこにでもいるイメージですけど、実はラクダがいない動物園って多くて、フタコブラクダの数は日本で一番多くここにいるんですよ。」

フリークだけが知っているジャングルバスのこととアフリカンサファリを楽しむ所要時間

神田さん:
「ジャングルバスの運転手は元飼育員だったりするので、それぞれ得意なゾーンとか分野があるんですよ。だからラクダを担当していた飼育員はラクダゾーンにたっぷり時間を使ったり(笑)年間パスポートの会員さんのなかでもヘビーユーザーになると『あの運転手さんは○○のゾーンが長い』とか『あの運転手さんは○○の動物が好き』とかわかるらしいです。」

神田さん: 「以上で動物ゾーンは終わりです。サラッとまわって30分ぐらい、ゆっくり写真撮ったりしながらだと40~50分ぐらいでまわれますね。それとジャングルバスに乗ったらプラス50分、ふれあい動物ゾーンでさらにプラス1時間ぐらいですから、トータル2時間半あれば園内すべてをまわれると思います。」
神田さん: 「以上で動物ゾーンは終わりです。サラッとまわって30分ぐらい、ゆっくり写真撮ったりしながらだと40~50分ぐらいでまわれますね。それとジャングルバスに乗ったらプラス50分、ふれあい動物ゾーンでさらにプラス1時間ぐらいですから、トータル2時間半あれば園内すべてをまわれると思います。」

神田さん:
「駐車場から道が3方向に分かれてて、それぞれのゾーンに動物たちがいます。」

神田さん:
「じゃあ左手のカントリーガーデンの方に行ってみましょうか。奥にキャットサロンがあって、いまそこにライオンの赤ちゃんがいますので。」

 

神田さん:
「いまは大きくなっちゃったので触れ合うことはできないんですけどね。」

ーふれあいができる時期とか季節って決まってるんですか?

神田さん:
「時期は決まってなくて、ライオンの赤ちゃんができたときに触れ合えます。ライオンは周年発情なのでライオン次第ですけど。」

ータイミング次第とのことですので、事前にtwitterやInstagram、Facebookはチェックしておくと良さそうです!

※その他のふれあい動物ゾーン情報は次号の【親子で1日体験編】にてご紹介いたします!

園内の案内を終えて

神田さん:
「動物たちを見て、触ってみて、ちょっとでも“かわいい”と思ってくれたら、私たちは十分だと思っています。その先に興味を持っていただければ嬉しいですし、まずはかわいいと思っていただけるだけで十分です!」

ー貴重な体験、本当にありがとうございました!(翌日の親子で1日体験の予習バッチリ!)

つづきは【親子で1日体験編】へ

神田さんにおススメいただいた通り、フルでアフリカンサファリを楽しんだ様子をレポート!
ジャングルバスに、ふれあい動物ゾーンに、マイカーで〆。
若干1歳半の娘も大興奮だった1日をご紹介いたします!

それではまた!

▼アフリカンサファリさんの公式WEBサイトはこちら

九州自然動物公園「アフリカンサファリ」www.africansafari.co.jp
野生の動物と出会える場所。ジャングルバスで迫力ある体験をしませんか!!

 

九州自然動物公園アフリカンサファリ  (きゅうしゅうしぜんどうぶつこうえんアフリカンサファリ)
住所:大分県宇佐市安心院町南畑2-1755-1
電話番号:0978(48)2331
営業時間:【3月 1日~10月31日】9:00~17:00/【11月1日~ 2月28日】10:00~16:00
定休日:年中無休 (雨天でも通常営業いたします。)
公式HP:http://www.africansafari.co.jp